アンプ達
ギターアンプ達です。
まずはシステムを紹介します。
注目のポイントは、パッチベイ。
順にご紹介します。
[アンプヘッド]
KOCH / TwintoneⅡ
Hughes&Kettner / TubeMeister36
Fender / Hot Rod Deluxe
全て、真空管で、全てに共通した私の拘りはクリーントーンの美しさ。
この3つ以外を全て断捨離し、今はこの3つです。
特にコッホのコレは本当に素晴らしいクリーンの透明感と艶と音の圧があり、今は変えがききません。
[キャビネット]
Egnator、Peavey、Hughes&Kettner、HOLLYWOOD ENCLOSURES、そして
Fender / Hot Rod Deluxeとなります。
[スピーカーユニット]
上記の5つのキャビネットにそれぞれビルトインしているのが12インチ、8Ωのエミネンス、ジェンセン、セレッションの各モデル。又、別途ご紹介します。
[チューナー]
コルグのラックタイプ
[ロードボックス/アッテネーター]
Weber/Mass
[ノイズゲート]
TC ELECTRONIC/sentry
[パッチベイ]
Neutrik
[ケーブル]
Belden8470/Belden9778
要は3つのプリアンプ、3つのパワーアンプ、5つのキャビ&スピーカーをパッチベイで自由に瞬時に組み合わせる事が出来ます。
フェンダーも配線を起こしているので、例えば今の最もメインの使用例ですが
EG
↓
ペダルボード
↓
チューナー
↓
パッチベイ
↓
コッホのプリアンプ(EX loop send出し)
↓
パッチベイ
↓
ノイズゲート(アンプのノイズを除去)
↓
パッチベイ
↓
フェンダーのパワーアンプへイン(EX loop return)
↓
パッチベイ
↓
アッテネーター
↓
パッチベイ
↓
Egnatorのキャビ(エミネンスのSwamp Thang装着)へ
こんな感じです。
パッチベイでコネクターの差し替えで、瞬時に3×3×5=45通りの音作りが出来ます。
なんでここまでしなければ・・と言えば、やはりレコーディング時に、ギターによってベストな音を録りたいという思いに他なりません。
例えば、アイバニーズのフルアコなら、意外とローがもたつき過ぎないH&Kが良かったり、ブライトなテレキャスでは、パワーアンプはフェンダーが良かったり(ローが厚い)します。
もちろん、アンプのEQでも対応出来ますが、私の経験上、音で最も大事なのは、もちろん楽器本体ではありますが、でもキャビ+スピーカーがかなりのウェートを占めていると思います。
だから、キャビは最低5種は欲しい。
もちろん、自分のバンドだけ・・なら不要かもしれませんが、色んな人の色んな楽曲にある程度対応してギターを入れるなら、フルアコ、セミアコ、テレ、ストラト、それぞれの楽器の旨味を最大限出すなら・・という感じです。
世界中に多くのギタリストやスタジオが存在しますが、パッチベイで瞬時に入れ替える人は知りません(笑)。
まあ、スペースが広ければ、不要なものをたくさん間に挟むより、ヘッドやキャビの裏に回って、コネクター差し替えれば良いのでしょうが、私のスタジオは差し替えが大仕事です。
ヘッドを棚から下して、キャビも棚から下して・・大変です。
実際のレコーディングで音の劣化は感じられていないので、これでokでしょう。
例えば、多くのレコーディングスタジオでもパッチベイは使用してレコーディングを行っています。
接点の分の音の劣化を語るのは、エレキギターのトゥルーバイパスorバッファーの部分でも争点がありますが、あまり気にせず、便利に効率良い作業やストレスないメンタルの方がよっぽど大事だと思います。
ちなみにコネクターでは大きく感じる事は少ないですが、ケーブルは大事です。
疎かにすると、痛い目にあいますし、音はかなり変わってきます。
結果的に全てベルデンとなっていますが、このシステムで大事なことは、インピーダンス管理と適したケーブルを使う事。
機材用、スピーカー用は別物です。
機会あれば動画サイトに比較動画でも載せてみたいと思います。